一里野で無事初飛行したKa7ですが
1年半かけて改造した部分をまとめておきます。
私の様に、安いからと飛びついて買った人の助けになるかな。
あえてメーカー名は書きませんが、諸元から判るでしょ。
もしまだ組み立てて無かったら、改造してから飛ばすか
天井からぶら下げて、眺めるだけの方が良いですよ。
ヤフオクで売るのも手かもしれませんが
この記事が目に留まったら落札者が居なくなるかも?笑
まずは尾翼。強度不足に加えて、捻じれや歪みを補正。
水平尾翼中央には強度材が全く入ってなかったので、
プランクめくってバルサブロックを入れてプランクし直し。
ホーン取り付け部にもブロックを入れる。
プランクだけにホーンを付けるのは無理がある。
こんなに小さい垂直尾翼がねじれてます。
もちろん翼型も無茶苦茶。
切ったり貼ったりで修正。
尾翼は生地完になるまで10時間ぐらいかかったかな?
考えてる時間も長い。
次に主翼。前縁が丸くなく、直線も出ていない。
https://toms.weblogs.jp/blog/2021/08/%E5%BE%8C%E6%82%94%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BE%E3%81%99.html
これは、サンディングだけで修正できた。
次に中央下面のプランクめくって内部構造の確認。
正直言ってここまで酷いと思ってなかったから
あまり写真撮ってない。
たぶん、修正方法を考えながら
ぶつぶつ文句を言って作業してたんやと思う。
スパー間にウエブが無い。
ウイングチューブの1枚先のリブまでベニヤのウエブをエポキシで接着。
ウイングチューブもホワイトボンドでリブに接着してあるだけ。
と言う事で、チューブの横にベニヤでウエブを入れて
バルーンを混ぜたエポキシで補強した。
4.5mmもあった後縁を1.5mmに削る。
バルサの質が悪すぎてカンナで削れないので
80番のサンドペーパーでひたすらサンディング。
欠けてる部分も多いので、追加。
後縁の内側からエポキシを流して補強。
上面のプランクはところどころ薄くなってるところがあるので
バルサシートを張り付けて削る。
何しか左右で翼型が違うのよ。
最後に、スポイラーに合わせて穴を加工。
バルサだけでは固定できないので、マウントを部分的にベニヤで補強。
エルロンサーボは、カバー側に固定するようになってるけど、
これでは、きっちりしたリンケージが難しいので主翼側にマウント製作。
このマウントは、主翼のねじれ補強にもなってます。
前進翼ですからね。
あとは、サンドペーパーで全体の形を気に入るまで整える。
ここまで、主翼は40時間ぐらいかかってます。
長くなってきたので、続きは明日。
飛ぶと美しいよねー
この前進翼がたまらんね。
アメリカ登録の機体番号にしてみた。
白と緑が新鮮でしょ。
時間が無かったので、胴体ストライプが入ってない。
これが拾ってきた実機写真です。
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