ARFって模型飛行機やってたら聞いたことあるでしょう。
Almost Ready to Flyの略ですね。
グーグル翻訳させると「飛行準備がほぼ完了」となります。
簡単な組み立てと、エンジン、メカの積み込みで飛行可能になる。
私の記憶が正しければ
1971年頃にアメリカのラニヤーRC社が
真空成型のプラスチック胴体に、スチロールコアに硬質シートを貼た主翼で
作ったのが初めだと思います。
その直後、オハイオ州のワールドエンジン社からの注文で
OK模型が日本国内で量産化に成功。
真空成型ならではの綺麗な曲面の胴体が受けて
アメリカで大ヒットとなります。
でも何故、あのポリバケツ色だったのかは不明です。
その後軽量化の為に、バルサリブ組フィルム貼り主翼に進化していき
PVCフィルムにシルクスクリーン印刷も可能になります。
1979年に、胴体も、木製でカラー印刷済みのPVCフィルムを貼った
RFエースシリーズを開発。
これが、世界中にあるフィル貼り完成機の原型ですね。
1983年にARFの革命がおこります。EZシリーズの誕生です。
1ドル180円ぐらいの時代ですね。
2006年にEZシリーズは終わるのですが、
量産完成機は世界中で生産されるようになります。
1990年代には、台湾でメーカーが乱立。
台湾が、完成機の供給で世界一になりました。
その後、ベトナムが出てるんですね。
2000年代に入ると中国でも完成機の生産が始まります。
今マーケットにある、完成機のほとんどは、
この2か国かな?日本でも生産頑張ってますけどね。
で前回台湾に行った時に、昔うちのホッパーシリーズを
作ってた会社の工場長にあった。
私は覚えてなかったけど、向こうはホッパーの主翼を持っていた。
まだ完成機作って売ってると言う。
小さい工場で、奥さんと二人きりの工場。
と言う事で、買ってきました。
準備が出来次第、トップモデルで売りますね。
印刷済みのポリエステルフィルムです。
まだマーケットあるかな?
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